*北海道千本桜運動は2011年度で全て終了いたしました。期間中、多数のご応募をいただき、ありがとうございました。
北海道新聞社、北海道文化放送(uhb)、道新サービスセンターの3社は、道民の皆さまにエゾヤマザクラの苗木約1,000本を贈る「北海道千本桜運動」を1997年から2011年まで行いました。
通算配布数は1万6850本になりました。ご協力いただいた皆さまに感謝申し上げます。
*北海道千本桜運動の桜苗木をお届けいたしました皆様へ
「桜の病気にご注意を!」
近年、桜をめぐって心配になる話を耳にします。北海道内のエゾヤマザクラでも「コブ病」「てんぐ巣病」といった病気が流行しているとのことです。
専門家によると、コブ病は枝の途中に膨らみができ、やがて枝を枯れさせてしまう病気で、感染した枝を切り取って焼却するといった対処が必要とされています。また、てんぐ巣病は枝が途中から分岐し、ほうき状となって木を衰弱させます。病気の枝の付け根から切り取って焼却し、切り口に薬剤を塗るのが一般的な対処方法だそうです。いずれも病気の木を放置すると、最悪の場合、枯れてしまうこともあるといいます。この二つの病気のほかに、地域によっては「胴枯れ病」などもみられるそうです。
コブ病もてんぐ巣病も落葉期に見つけやすいようですが、高所での作業になると危険を伴います。くれぐれもご注意ください。
対処方法などがわからない場合は専門家に相談する方法もあります。
北海道中を美しい花で埋め尽くしたいという私どもの思いを受け止めていただいた皆様の桜の花が、いつまでも咲き続けることを心より祈念しております。
2013年2月
北海道新聞社経営企画局CSR推進グループ
TEL 011−210−5507
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