「北海道の生活史」プロジェクト
監修/岸政彦(社会学者・作家、京都大学大学院文学研究科教授) 北海道新聞社 編
「北海道の生活史」プロジェクトでは北海道の様々な人の人生を聞き取り、記録します。
100人の「聞き手」が、100人の「語り手」の人生を聞き、聞き書き集として1冊の書籍にまとめます。
北海道新聞社では「聞き手」を募集します。
個人の貴重な体験、証言を紡ぎ、一冊の本にまとめるこのプロジェクトへの参加をお願いいたします。
お知らせ
- お知らせ2024.10.11
- 【原稿締め切りについて】
取材開始は11/23の研修終了後、第一次原稿締め切りは2025年3月末を予定しておりますが、「真冬の取材となり移動に不安がある」というご相談をいただきました。取材時期と締め切りに関してはご相談いただければ個別に対応させていただきます。「それならば!」という方のご応募をお待ちしております。
- 新聞2024.10.11
- 北海道新聞に募集告知広告を掲載しました
- お知らせ2024.10.10
- 「聞き手」の募集を開始しました
- WEB2024.10.09
- 特設webを開設しました
「聞き手」募集
- 本プロジェクトでは社会学者の岸政彦さんが編集した書籍『東京の生活史』『大阪の生活史』(いずれも筑摩書房刊)、監修として参加した『沖縄の生活史』(みすず書房刊)のスタイルを取り入れます。
- 「聞き手」は「語り手」を自分で選び、取材の申し込みを行います。「語り手」に原稿を見せて内容の確認をする作業もあります。原稿の文字数は、第1次締め切りでは無制限、最終的に10,000字程度に絞り込みます。
- 「聞き手」の応募は10月10日から31日まで、本特設ホームページで受け付けます。応募者多数の場合は北海道新聞社と監修者の岸政彦さんで選考します。
選考の結果は11/11(月)~13(水)の間にお知らせする予定です。 - 11月23日(土・祝)に札幌で研修会を開催します。遠方などで会場に来られない場合はウェブでの参加も可能です。研修の内容は後日動画で配信します。都合が合わない方は、そちらをご視聴ください。
「聞き手」募集からの流れ(予定)
- 〜10月31日
- 「聞き手」を募集
(応募者多数の場合、選考)
- 11月23日(土・祝)
- 「聞き手」を対象に研修会を札幌で開催
(遠方などの場合はウェブ参加可)
- 「語り手」への聞き取り開始
- 3月31日
- 第1次原稿締め切り
- 4月〜
- 確認・原稿絞り込み作業
- 2026年3月(予定)
- 全ての原稿をまとめた書籍を発売
監修者紹介
岸政彦(きし・まさひこ)
1967年生まれ。社会学者・作家。京都大学大学院文学研究科教授。専門は沖縄、生活史、社会調査方法論。主な著作に『同化と他者化――戦後沖縄の本土就職者たち』(ナカニシヤ出版、2013)、『街の人生』(勁草書房、2014)、『断片的なものの社科学』(朝日出版社、2015、紀伊國屋じんぶん大賞2016)、『質的社会調査の方法――他社の合理性の理解社会学』(石岡丈昇・丸山里美と共著、有斐閣、2016)、『ビニール傘』(新潮社、2017)、『はじめての沖縄』(新曜社、2018)、『マンゴーと手榴弾――生活史の理論』(勁草書房、2018)、『図書室』(新潮社、2019)、『大阪』(柴崎友香と共著、河出書房新社、2021)、『リリアン』(新潮社、2021、第38回織田作之助賞)、『地元を生きる――沖縄的共同性の社会学』(打越正行・上原健太郎・上間陽子と共著、ナカニシヤ出版、2020)『東京の生活史』(編著、筑摩書房、2021、紀伊國屋じんぶん大賞2022・毎日出版文化賞)、『生活史論集』(編著、ナカニシヤ出版、2022)、『沖縄の生活史』(石原昌家と監修、沖縄タイムス社編、みすず書房、2023)、『にがにが日記』(新潮社、2023)、『大阪の生活史』(編著、筑摩書房、2023)など
お問い合わせ
プロジェクトに関する質問は、お名前を明記の上、こちらのメールアドレスまでお送りください。
北海道新聞社 「北海道の生活史」プロジェクト事務局 seikatsushi@hokkaido-np.co.jp