ＭＩＣＥ運営会社を完全子会社化
北海道新聞社は２７日、大規模国際会議・展示会（ＭＩＣＥ、マイス）の運営会社「イー・シー」（東京）の全株式を取得して完全子会社化しました。代表取締役社長に北海道新聞社アンビシャス・プロジェクト推進室の寺町誠志が就任しました。
ＭＩＣＥは、企業の会合（Ｍｅｅｔｉｎｇ）、企業の報奨旅行（Ｉｎｃｅｎｔｉｖｅ Ｔｒａｖｅｌ）、国際会議や学術会議（Ｃｏｎｖｅｎｔｉｏｎ）、展示会や見本市（Ｅｘｈｉｂｉｔｉｏｎ／Ｅｖｅｎｔ）の頭文字を組み合わせた、大勢の集客が見込まれるイベントの総称です。イー・シーは２００７年設立。政府主催の国際フォーラムや国際スポーツ大会など、道内外でＭＩＣＥ運営や事務局業務、同時通訳、翻訳を手掛けてきました。
ＭＩＣＥは参加者の滞在期間が一般観光客より長く、宿泊費や飲食費などの支出額も高い傾向があるため、地域経済への波及効果が大きいとされています。今後はイー・シーの事業基盤に、北海道新聞社のネットワーク、イベント力を掛け合わせ、道内経済の発展と観光振興に寄与することを目指します。
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イー・シー