北海道新聞文化賞
社会は社会文化賞、科学は科学技術賞、産業は産業経済賞の略。第51回から社会、学術、経済の3部門に。※敬称略
第78回(2024年) | 【社会】 斎藤歩=北海道で演劇の振興・発展に長年尽力した 【学術】 坪田敏男=ヒグマの繁殖と生理・生態に関する研究 【経済】 上川大雪酒造株式会社=道産日本酒のブランド化と地域創生を追求した |
第77回(2023年) | 【社会】 手島圭三郎=木版画絵本の第一人者として、野生生物やアイヌ民族の世界観を表現してきた 【学術】 白土博樹=動くがんを正確に狙い撃つ放射線・陽子線治療装置を世界で初めて開発した 【経済】 道立総合研究機構農業研究本部=高品質米「ななつぼし」「ふっくりんこ」「ゆめぴりか」を開発した |
第76回(2022年) | 【社会】 NPO法人知里森舎=「アイヌ神謡集」の知里幸恵の業績を紹介、アイヌ文化の理解者増に努めてきた 【学術】 安井肇=コンブの一種「ガゴメ」の研究を通じて地域振興に貢献した 【経済】 北海道ワイン株式会社=国産ブドウにこだわったワイン造りを続け、道内ワイン産業を長年けん引してきた |
第75回(2021年) | 【社会】 小林博=札幌がんセミナーを設立し、予防、啓発、がん教育の普及などに尽力した 【学術】 豊嶋崇徳=新型コロナウイルス感染拡大防止に向け、唾液検査の有効性を実証した 【経済】 横山清=60年間にわたり食品スーパー経営の第一線で活躍し、低価格化に貢献した |
第74回(2020年) | 【社会】 大平まゆみ=札響コンサートマスターを長年務める傍ら、個人でも慰問を続けた 【学術】 松原仁=公立はこだて未来大で人工知能(AI)を研究、親しみやすく伝えた 【経済】 十勝バス株式会社=徹底した利用者目線で経営再建を果たし「地域の足」を守る |
第73回(2019年) | 【社会】 札幌遠友塾 自主夜間中学=社会的弱者に寄り添い、学ぶ楽しさを伝える 【学術】 本望修=脊髄損傷患者を治療する細胞製剤の研究と開発 【経済】 丸玉木材株式会社=住宅資材用合板製造で道産木材の高付加価値化に尽力 |
第72回(2018年) | 【社会】 大黒座=町の映画館として100年にわたり地域文化に貢献 【学術】 保阪正康=昭和史研究に長年取り組み、多くの著作を発表 【経済】 佐藤水産株式会社=天然サケを主力商品とし、道産水産物の付加価値向上に寄与 |
第71回(2017年) | 【社会】 方波見康雄=60年近く患者に寄り添う先進的な地域医療を実践 【学術】 小林快次=「むかわ竜」の化石発掘など国内外の恐竜研究に貢献 【経済】 株式会社セコマ=地域密着のビジネスモデルで「買い物弱者」問題の克服に貢献 |
第70回(2016年) | 【社会】 モンキー・パンチとルパン三世=世代を超えて愛されるキャラクターを生み、漫画文化の発展に尽力 【学術】 若菜勇=国の特別天然記念物マリモの生態や保護方法の研究 【経済】 株式会社マツオ=ジンギスカン料理が道民のソウルフードとなるのに貢献 【特別賞】 ギリヤーク尼ヶ崎=国内外の街頭で公演を行い、大道芸の感動を伝えている |
第69回(2015年) | 【社会】 北島三郎=長年にわたる歌手活動で歌謡界の発展に尽力 【学術】 橋本和仁=光触媒の実用化と各種製品への応用 【経済】 五稜郭タワー=半世紀にわたる函館の観光振興への貢献 |
第68回(2014年) | 【社会】 神谷忠孝=長年にわたり北海道文学の研究や発展に尽力 【学術】 伊福部達=福祉工学の分野の開拓と産業への応用 【経済】 ニッカウヰスキー北海道工場=日本の洋酒産業と地域振興への貢献 |
第67回(2013年) | 【社会】 竹田津実=野生動物の保護活動や地域文化振興に尽力 【学術】 菊地勝弘=雪の結晶の新しい分類など気象学や雪氷学で功績 【経済】 帯広市川西農業協同組合=広域連携で「十勝川西長いも」の通年生産と輸出体制を確立 【特別賞】 伊藤整文学賞の会=伊藤整文学賞を創設し、全国的な賞に育てた功績 |
第66回(2012年) | 【社会】 前田一歩園財団=1世紀余にわたる森林保全の功績 【学術】 辻井達一(植物生態学者)=雪の結晶の新しい分類など気象学や雪氷学で功績 【経済】 北海道漁協女性部連絡協議会=四半世紀にわたる海を豊かにする植樹運動 【特別賞】 初音ミク(バーチャルシンガー)=札幌発の仮想アイドル歌手として国内外で活躍 |
第65回(2011年) | 【社会】 浅利政俊(桜守)=サクラの品種開発・保護活動に尽力 【学術】 媚山政良(室蘭工大大学院教授)=北海道に根ざした「雪冷房システム」の研究 【経済】 電制=国内初の人工喉頭装置「ユアトーン」開発 |
第64回(2010年) | 【社会】 安田侃(彫刻家)=自然や景観と調和した彫刻作品制作 【学術】 圦本尚義(北大大学院理学研究院教授)=同位体顕微鏡で太陽系生成論研究 【経済】 金森倉庫=赤レンガ倉庫活用で観光振興に貢献 |
第63回(2009年) | 【社会】 秋葉實(歴史研究者)=松浦武四郎の研究に多大な貢献 【学術】 鈴木章(北大名誉教授)=有機合成反応の研究で世界的評価 【経済】 アレフ=外食産業を軸に環境問題への積極的な取り組み |
第62回(2008年) | 【社会】 菊地慶一(文筆業)=北海道の地域に根ざした著作活動に尽力 【学術】 西村紳一郎(北大大学院先端生命科学研究院教授)=糖鎖の構造解析技術開発 【経済】 ニッコー=水産加工の機械化など食品加工分野への貢献 |
第61回(2007年) | 【社会】 栃内忠男(画家)=油彩画の創作活動と北海道美術界への貢献 【学術】 藤田正一(北大大学院獣医学研究科教授)=環境汚染物質が生態系に及ぼす影響評価の研究 【経済】 富士メガネ=アジア各国の難民へ眼鏡を贈る活動に尽力 |
第60回(2006年) | 【社会】 掛川源一郎(写真家)=北海道写真界の発展に寄与 【学術】 山内晧平(北大大学院水産科学研究院特任教授)=北海道水産科学分野への貢献 【経済】 長原実(カンディハウス会長)=旭川家具の欧州進出を推進 |
第59回(2005年) | 【社会】 青坂満(江差追分会師匠会会長)=江差追分の卓越した技量と熱心な普及活動 【学術】 崎山幸雄(手稲渓仁会病院小児センター長)=遺伝子治療臨床研究の実施 【経済】 ニトリ=「豊かな住まい」追求と社会貢献活動 |
第58回(2004年) | 【社会】 木原直彦(「さっぽろ文庫」編集長)=「さっぽろ文庫」全百巻の編集と道内文学活動の振興 【学術】 喜田宏(北大大学院獣医学研究科長)=鳥・動物とヒトインフルエンザウイルスの生態学的研究 【経済】 旭川市旭山動物園=動物の生態に合わせたユニークな施設整備に全国が注目 |
第57回(2003年) | 【社会】 原田康子(作家)=北海道に根ざした長年の文学活動 【学術】 神谷正男(北大大学院獣医学研究科教授)=エキノコックス症流行抑止に関する研究 【経済】 東和電機製作所=自動イカ釣り機など独創的な技術開発 |
第56回(2002年) | 【社会】 小林静江(ふきのとう文庫創設者)=子どもの読書活動の普及に貢献 【学術】 品川森一(プリオン病研究センター長)=BSE(牛海綿状脳症)など動物プリオン病とその診断に関する研究 【経済】 正和電工=バイオトイレ製造による環境問題への取り組み 【特別賞】 倉本聰(脚本家)=テレビドラマ「北の国から」で地域おこしに貢献 |
第55回(2001年) | 【社会】 工藤欣弥(元札幌芸術の森館長)=北海道美術の振興に貢献 【学術】 高橋良治(釧路市丹頂鶴自然公園名誉園長)=世界で初めてタンチョウの人工ふ化と飼育に成功し鳥類保護の国際理解と文化交流に貢献 【経済】 小樽職人の会=職人芸の継承に努め地域産業の振興に寄与 |
第54回(2000年) | 【社会】 萱野茂(著述業)=アイヌ文化の伝承保存と継承、発展に関する業績 【学術】 青木由直(北大教授)=情報技術の研究と展開 【経済】 五島軒=函館の食文化育成と「函館ブランド」の全国発信 【特別賞】 岡田弘(北大教授)=長年の有珠山研究に基づく火山噴火予知と防災活動への貢献 |
第53回(1999年) | 【社会】 小谷博貞(画家)=道内美術文化振興への貢献 【学術】 浦沢正三(札幌医大教授)=ポリオとウイルス性下痢症に関する研究 【経済】 ソメスサドル=世界水準に達した馬具・鞄類の製造 |
第52回(1998年) | 【社会】 関口久作(社会福祉法人「クピド・フェア」理事長)=身障者の社会的自立に関する事業活動 【学術】 朝倉利光(北海学園大教授)=光工学の基礎研究と応用 【経済】 小田豊四郎(六花亭製菓会長)=菓子づくりと地域文化への貢献 |
第51回(1997年) | 【社会】 野村義一(北海道ウタリ協会前理事長)=アイヌ民族に関する啓もう活動への貢献 三宅嘉子(北海道消費者協会会長)=北海道の消費者運動発展への貢献 【学術】 荒谷登(北大名誉教授)=寒地住宅の熱環境研究 【経済】 北日本精機=極小規格の精密ベアリングの開発で世界に進出 |
第50回(1996年) | 【社会】 フィリップ・グロード(特別養護老人ホーム旭ケ岡の家園長)=社会福祉や函館野外劇を通した地域活動 【科学】 青田昌秋(北大教授)=オホーツク海の流氷に関する研究 【産業】 ダイナックス=クラッチ板開発で世界進出を果たした企業活動 【50回記念賞】 財団法人北海道対がん協会=集団検診などによるがんの早期発見・治療への成果と予防知識の普及 |
第49回(1995年) | 【社会】 難波田龍起(画家)=北海道の美術の発展および文化振興への貢献 【科学】 菊地浩吉(札幌医大教授)=ヒトがん特異免疫に関する研究 【産業】 久保武司(久保木工社長)=道産材を用いた北方型木製サッシの開発と普及 |
第48回(1994年) | 【社会】 三浦綾子(作家)=30年にわたる文学活動 【科学】 加来照俊(北大教授)=積雪寒冷地の交通安全に関する研究 【産業】 鷹栖町農業技術センター「たかすブランド特産品」開発チーム=トマトジュース「オオカミの桃」開発と地域おこしへの貢献 |
第47回(1993年) | 【社会】 荒沢勝太郎(著述業)=釧路湿原を中心とした自然保護と啓発活動 【科学】 金川弘司(北大教授)=牛受精卵移植に関する研究 【産業】 道立中央農試「ハックナイン」育成チーム、北海道果樹協会=ハックナイン(リンゴ)の開発と生産拡大 |
第46回(1992年) | 【社会】 和田謹吾(北大名誉教授)=北海道の風土に根差した文学の研究 【科学】 福田守道(札幌医大教授)=がんに対する超音波診断法の開発 【産業】 原正市(稲作専門家)=水稲栽培の研究と指導 【特別賞】 毛利衛(宇宙開発事業団有人宇宙活動推進室長)=日本人初の科学宇宙飛行士として宇宙開発と科学技術の発展に貢献 |
第45回(1991年) | 【社会】 山田秀三(地名研究家)=アイヌ語地名の実証的研究 【科学】 東三郎(北大名誉教授)=砂防を中心とした国土保全に関する研究 【産業】 道立上川農試優良米早期開発チーム(代表・佐々木多喜雄)=水稲品種「きらら397」の開発 |
第44回(1990年) | 【社会】 中野北溟(書家)=書家として本道書道界の発展に寄与 【科学】 藤田嘉夫(北大工学部教授)=寒冷地コンクリー卜の研究と技術指導 【産業】 富田忠雄(園芸農業)=ラベンダー観光への貢献 |
第43回(1989年) | 【社会】 小川原脩(画家)=画家として本道美術界発展に寄与 【科学】 高橋長雄(札幌医大名誉教授)=麻酔と疼痛管理の研究 【産業】 太田正治(酪農業)=酪農技術の改良と後継者指導 |
第42回(1988年) | 【社会】 八木義徳(作家)=本道に根ざした長年の文学活動 【科学】 岸力(北大工学部教授)=河川の機能に関する総合研究 【産業】 北島吉光(旭川木工集団事業協同組合顧問)=旭川木工団地の理論と実践 |
第41回(1987年) | 【社会】 釧路市立搏物館=地域の自然・文化財の保護と普及に貢献 【科学】 日本鉄道建設公団青函建設局=青函トンネルの完成 【産業】 道農試優良米早期開発チーム=水稲品種「ゆきひかり」の開発 |
第40回(1986年) | 【社会】 国松登(画家)=画業60年の精進と道美術界への貢献 【科学】 洪悦郎(北大工学部教授)=寒冷地の住宅性能向上の研究 【産業】 日本国有鉄道苗穂工場=地域に密着した鉄道車両の技術開発 |
第39回(1985年) | 【社会】 香川軍男(版画家)=風土に根ざした独自のイモ版画の開拓 【科学】 正宗直(北大理学部教授)=シスト線虫を駆除する無公害農薬の研究 【産業】 カール・W・レイモン(食肉製品製造技術指導者)=手づくリハム・ソーセージの指導普及 |
第38回(1984年) | 【社会】 江差追分会=民謡・江差追分の伝承と普及 【科学】 木下誠一(北大教授、低温科学研究所長)=土の凍上に関する基礎および応用研究 【産業】 雪印種苗=優良品種の開発による酪農発展への貢献 |
第37回(1983年) | 【社会】 木内綾(「優佳良織」織元)=北海道の風土に根ざした織物工芸の発展に貢献 【科学】 能町純雄(北大工学部教授)=橋、ダムなどの設計理論の研究と技術指導 【産業】 川田寛(日本化学飼料杜長)=魚の未利用資源の高度利用と地域経済の振興 |
第36回(1982年) | 【社会】 田上義也(建築家)=北方風土に根ざした特質ある建築文化の創造と道内文化界への貢献 【科学】 三橋博(北大薬学部教授)=北海道産薬用植物の利用研究 【産業】 少覚納(サークル鉄工代表取締役会長)=地域に密着した特色ある機械工業の育成と農業発展への貢献 |
第35回(1981年) | 【社会】 社会福祉法人北海道家庭学校=民間教護院活動の先駆的役割 【科学】 尾崎晃(北大工学部教授)=海浜変形の予測に関する研究 【産業】 今井保(丸井今井取締役相談役)=地域流通業界の振興と札幌地下街の建設 |
第34回(1980年) | 【社会】 前田稚楽寿美(北海道三曲連盟理事長)=邦楽の普及 【科学】 酒井昭(北大低温科学研究所教授)=植物の耐寒性の基礎研究と応用 【産業】 塩田義蔵(日本ミンク協会会長)=本道ミンク産業の確立と発展 |
第33回(1979年) | 【社会】 船山馨(作家)=すぐれた文学活動 虻田町教育研究会=有珠山噴火災害時における教育活動 【科学】 高木荒司(日本甜菜製糖札幌支杜長)=紙筒移植栽培による増収技術の研究 増田昭芳(同農事研究部長)=紙筒移植栽培による増収技術の研究 【産業】 ほくさん=地域経済・社会への寄与 |
第32回(1978年) | 【社会】 市立函館図書館=北海道史関係資料の保存 【科学】 横山偉和夫(酪農業・元農林省北海道農試次長)=草地造成工法の開発 【産業】 光合金製作所=不凍給水栓の開発 |
第31回(1977年) | 【社会】 佐藤忠良(彫刻家)=すぐれた彫刻芸術活動 【科学】 長谷川由雄(水産庁北海道区水産研究所長)=道産コンブ類の研究と促成栽培技術の開発 【産業】 土谷特殊農機具製作所=酪農機械器具の開発製造による本道酪農業への貢献 |
第30回(1976年) | 【社会】 王子製紙苫小牧工場アイスホッケ一部=アイスホッケ一の普及、レベル向上に貢献 【科学】 根井外喜男(北大低温科学研究所教授)=低温医学に関する基礎、応用的研究 【産業】 太田寛一(ホクレン会長)=農業を中心とする本道産業経済に貢献 夕張市農協=夕張キングメロンの作出とその主産地化 |
第29回(1975年) | 【社会】 河邨文一郎(札幌医大教授)=肢体不自由児(者)リハビリテーションへの貢献 【科学】 大野和男(北海道建築指導センタ一理事長、北大名誉教授)=本道の建築技術の向上発展に寄与 【産業】 島本融(日銀政策委員、元北海道銀行頭取)=本道の産業経済発展に貢献 |
第28回(1974年) | 【社会】 本郷新(彫刻家)=幅広い彫刻芸術活動 【科学】 高橋延清(東大名誉教授、前北海道演習林長)=天然林施業法の研究 【産業】 丸谷金保(池田町長)=町営ワイン事業による過疎地振興 |
第27回(1973年) | 【社会】 札幌交響楽団=着実な演奏活動を通じて本道の音楽水準の向上に貢献 【科学】 吉本千禎(北大応用電気研究所教授)=メディカル・エレクトロニクスの研究 【産業】 広瀬経一(北海道拓殖銀行会長)=本道の産業経済発展に貢献 |
第26回(1972年)回 | 【社会】 大野精七(北大、札医大名誉教授)=スキーの普及・札幌オリンピック成功への努力と本道医学教育への貢献 【科学】 舘脇操(札幌商大教授、北大名誉教授)=北方圏の植物に関する研究 【産業】 村山大記(北大農学部教授)=寒地農作物のウイルス病に関する研究 |
第25回(1971年) | 【社会】 阿部謙夫(北海道放送社長)=社会福祉への貢献と新聞・放送事業振興 【科学】 横道英雄(北大工学部教授)=コンクリー卜橋の研究 【産業】 佐藤貢(雪印乳業取締役相談役)=酪農事業への貢献 |
第24回(1970年) | 【社会】 十勝団体研究会=十勝の地史研究とナウマン象の発掘 【科学】 小幡弥太郎(北大農学部教授)=食品香味の研究 【産業】 大川義男(北海道農材工業会会長)=土地改良事業の促進 |
第23回(1969年) | 【社会】 釧路叢書編さん委員会=釧路叢書の刊行 【科学】 湊正雄(北大理学部教授)=日本列島地史の解明 【産業】 小林篤一(ホクレン農協連常任顧問)=農協育成と開発への貢献 |
第22回(1968年) | 【社会】 更科源蔵(詩人、郷土史家)=北方文化の研究と普及 【科学】 和田寿郎(札医大教授)=胸部外科の臨床研究 【産業】 黒沢酉蔵(酪農学園長、道開発審議会会長)=本道開発と酪農への貢献 弥栄開拓農協=集団入植による戦後開拓の成果 |
第21回(1967年) | 【社会】 助川貞利(北星学園大学長)=更生保護事業の功績 【科学】 松本秋男(北大応用電気研究所所長)=情報伝達回路網の研究 【産業】 半田芳男(道さけ・ます増殖事業協会理事長)=サケ・マス増殖事業への貢献 |
第20回(1966年) | 【社会】 斎藤春雄(道生物保護指導監督)=野生鳥類の保護 【科学】 岡本剛(北大工学部教授)=金属の腐食防止の研究 【産業】 阿美長充(太平洋炭礦釧路炭礦代表)=薄層の完全機械化採炭方式の開発 |
第19回(1965年) | 【社会】 中俣充志(前札幌市円山動物園長)=動物園建設で文化に貢献 【科学】 飯田広夫(道衛生研究所副所長)=ボツリヌス中毒血清療法の研究 【産業】 安藤孝俊(道漁連会長)=沿岸漁業の振興 |
第18回(1964年) | 【社会】 吉田菊太郎(蝦夷文化考古館長)=社会福祉への貢献 【科学】 吉田順五(北大低温科学研究所所長)=積雪の基礎的研究 【産業】 高橋敏五郎(北海道建設業信用保証社長)=道路工法の研究 |
第17回(1963年) | 【社会】 ヘルマン・へッ力(北大外人教師)=北大在職33年、人間愛による教官、学生の薫化 【科学】 犬飼哲夫(北大名誉教授)=北方動物に関する研究 【産業】 藤森信四郎(道農試泥炭地研究室長)=泥炭地における農業技術改善 |
第16回(1962年) | 【社会】 町村敬貴(町村牧場主)=酪農業の振興と農村文化向上に貢献 【科学】 東健一(北大応用電気研究所所長)=分子の電気構造に関する研究 【産業】 中村嘉寿太(中村採種場主)=民間野菜育種家として本道園芸振興に貢献 |
第15回(1961年) | 【社会】 松本春子(「さわらび会」主宰)=書道文化向上に尽くした功績 【科学】 高橋義夫(北大結核研究所長)=結核症の免疫血清学的研究 【産業】 鍵和田暢男(中村採種場主)=日本製鋼所室蘭製作所次長 宮野樺太男(中村採種場主)=同研究所研究員 |
第14回(1960年) | 【社会】 荒谷正雄(札幌音楽院院長)=北海道音楽界への貢献 【科学】 山田幸男(北大理学部教授)=海藻の分類、発生、形態、生態的研究の実績 【産業】 細川定治(北大農学部助教授)=ビ一卜の新品種育成、改良と栽培指導の功績 |
第13回(1959年) | 【社会】 栗谷川健一(宣伝美術家)=宣伝美術界への貢献 【科学】 山田忍(帯畜大教授)=火山灰土の研究 【産業】 成田武四(道農試病虫部長)=ジャガイモ細菌病の研究 |
第12回(1958年) | 【社会】 杉崎郡作(道社会福祉協議会会長)=社会福祉への貢献 【科学】 堀内寿郎(北大触媒研究所所長)=触媒反応の理論的研究 【産業】 飛島貫治(小樽水産高校長)=ワカサギの養殖と水産教育への貢献 |
第11回(1957年) | 【社会】 木田金次郎(画家)=画業45年の精進 【科学】 浅見義弘(北大応用電気研究所所長)=マイクロ雪上伝播の研究 【産業】 士幌村農業協同組合=合理化でんぷん工場の建設と運営 |
第10回(1956年) | 【社会】 小田観螢(歌誌「新墾」主宰)=短歌界への貢献 【科学】 小川清(旭川鉄道管理局)=鉄道雪害防止の研究 【産業】 網走市豊郷第六農事実行組合=土地改良と生活改善の部落づくり |
第9回(1955年) | 【社会】 佐藤政次郎(函館盲学校教諭)=盲ろう教育への貢献 【科学】 亀井専次(道学大教授)=木材腐朽菌の研究 【産業】 添田潤助(道水試函館支場長)=スルメイカの研究 |
第7回(1953年) | 【社会】 上野山清貢(画家)=画業40年の精進 【科学】 牧野佐二郎(北大理学部教授)=がん細胞の基礎研究 【産業】 遠軽営林署湧別苗畑事業所=トド松優良苗木の育成 |
第6回(1952年) | 【社会】 クサベラ・レーメ(札幌藤学園理事長)=女子教育30年の功績 【科学】 佐々木酉二(北大農学部教授)=応用菌学の研究 |
第5回(1951年) | 【社会】 鈴木良吉(家庭学校社名淵分校)=少年救護事業 【産業】 道農試農芸化学部土壌第1研究室=土地調査と農牧適地の研究 |
第4回(1950年) | 【社会】 田辺三重松(画家)=美術界への貢献 【科学】 木下虎一郎(道水試増殖部長)=浅海水族増殖法の研究 【産業】 篠島清作(農業)=水稲品種の改良 |
第3回(1949年) | 【社会】 高倉新一郎(北大農学部教授)=北海道史の研究 知里真志保(北大法文学部講師)=アイヌ語辞典の編集 【産業】 東海林浩太(滝川化学工業)=多管式精溜法の研究 |
第2回(1948年) | 【社会】 児玉作左衛門(北大医学部教授)=モヨロ貝塚の民族について 【科学】 上野正吉(北大医学部教授)=血液種属鑑別法の研究 【産業】 酒井寛一(道農試上川支場長)=稲作冷害理論の研究 |
第1回(1947年) | 【社会】 伊福部昭(作曲家)=交響譚詩その他の作曲 【科学】 日本製鋼所室蘭製作所=プラウ特殊鋼の研究 【産業】 上野桂助(北日本製紙研究課長)=クラフト紙の製造法 |